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六郷のカマクラ行事

☆国指定重要無形民俗文化財に指定された約700年続く小正月行事。

「六郷のカマクラ」は2中旬の5日間にわたって行われます。
この行事は、初日の蔵開き・天筆書初めから、最終日の竹うち・天筆焼きまでの一連の催しを指し、昭和57年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

■六郷のカマクラ行事
[天筆書初め]
 天筆は「吉書」つまり書初めであり、緑、黄色、赤、白、青の順につなぎ合わせた色紙に願い事を書き、玄関先に掲揚します。

[鳥追い行事]
 行事期間中は各町内で「鳥追い小屋(トリゴヤ)」と呼ばれる雪室が作られる。以前は鳥追い唄を歌って子供たちが各町内を訪問したりしていた。
小正月の餅つきを行いまゆ玉(団子花)を作るなど、収穫時を模した予祝行事
 
[竹うち・天筆焼き]
 最終日の夜に行われる。
「竹うち」は町を南軍北軍に分け、両軍が竹で打ち合います。北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値が上がるといわれています。
合間には「天筆焼き」が行われ、集められた各町内の天筆が子どもたちや観衆の手で焼かれ、願い事を天に届けます。

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秋田県仙北郡美郷町六郷字本道町115

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